お久しぶりです!
・・・ってはじめるのが、最近当たり前のようになってきて、これって一体どうなんだと思いつつ、久しぶりなことには変わらないので、こうしてはじめるわけです←
さてさて、最近ですが、第二の就職活動シーズンを迎え、徐々にA4サイズの入る角2型封筒の宛名書きが上手くなっていっている今日この頃。
あまり直したりせずに、大体真っ直ぐに書けるようになってきました。果たして、このスキルは必要なのだろうか・・・・まぁ、いい。
履歴書と職務経歴書を量産するという技も身に付け、第二シーズンにしてやっと、就職活動らしいことをしております。遅いんじゃないか彩瀬さん。いいえ、そんなことはないのですよ。就活は自分が就活だと思ったときが始め時さ(キリッ)←青春とはき違えている
この間は、友人と一緒に映画「言の葉の庭」を観てきました。
この映画、私の妹が見たがっていたものだったのですが、私自身は特にそこまでの興味はなく、友人に誘われなければきっと観に行かなかっただろうなと。まあ、結果いい作品だったので、良かったです。
そんなに興味なかったくせに、何故か妹よりも先に観に行くということになりまして、観てきた後は妹に「ネタバレなし!」と釘を刺されておりました。それが、最近やっと妹も友人と二人で観に行ってきたということで、ネタバレ解禁になったわけです。
あ、こっからちょっとネタバレますよ?
映画本編の前に、CMとして創られたらしき短編アニメーションが入るんですけども、私なんかはその短編アニメの時点ですでに涙腺がゆるゆるになりまして、「な、なんで私は本編の前に涙を流しているんだ・・っ!!なんてことをしてくれたんだ新海誠!!」てな感じだったのに、その話をしたら我が妹殿は「え?あれは泣けなかったよ?」と不思議そうな顔。
ああ、どうせ私の涙腺は緩いのさ・・・っ!!!(叫)
短編アニメ前に入る他の映画の宣伝で出てた「モンスターズインク2」の宣伝ですら、うるっとなるからな!!←
そんな感じで、自分の涙腺の緩さを再確認した出来事でした。
そういえば、前回あたりに言っておりました自分の観たかった映画なんかも、数日前に観に行ってきました。
すでに公開は終了してしまったと思いますが(終了ギリギリで観てきた)、映画「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」です。
これは18世紀のデンマーク王宮で起こった実際の事件についての映画です。
これがまた、色々と考えさせられるお話なんだなぁ。丁度、啓蒙思想が出てきて貴族たちの政治と激しくぶつかった時代の物語。
昔からの地位や権力にしがみついている貴族たちはともかくとして、物語の中心人物であるデンマーク国王のクリスチャン7世や医者のトルーエンセ、王妃カロリーネたちはみんなそれぞれ可哀相というか、良い人たちなんですよ。
ただそれが、ちょっとした歯車の掛け違いと周囲の心無い人々の所為で悲しい運命をたどってしまうという・・・・。
啓蒙思想を持つ医者のトルーエンセが物語の前中盤くらいで王妃の子供を見ながら「あの子達の時代には、世の中が変わっているでしょう」的なことをいうわけだが、それを聞いて王妃は「私たちの時代にはダメなの?」と言って自分たちの代で世の中を良くしていこうと奔走する。
しかし、結局のところ、最終的には周囲のそれをさせまいとする人々の力によって、その夢は潰えてしまうんですよね。
物語は、終始遠い場所に追放されてしまった王妃カロリーネが子供たちに向けて事件の真相について綴った手紙として語られるわけだが、皮肉なことに、大きく成長したその子供たちがこの手紙を受け取り、彼らの時代で両親たちが成し遂げられなかった政治改革を行うことに成功するという結末が待っている。
つまり、最終的にはトルーエンセが初めの頃に言っていた通りになったわけだ。
でも、きっとその前に奔走した彼らの働きがなければ、子供たちの世代も時代は変わらなかったんだろうなと思うと、あながち、意味がないとも言えないですよね。
うーん、いつの時代でも新しいことをしようと先陣を切っていく人たちが一番苦しむわけだ。
いやいや、良い映画でした。
この映画は渋谷のBunkamuraで見てきたのですが、またそこでもう一つ見たい映画が今公開中なので、そのうち観に行こうかなと思います。
とりあえず、リアルが何かしら落ち着くように私も奔走しつつ・・・・未来の私のために、現在の私が先陣を切って勝負をしているというわけですね(キリッ)←格好良くきめたつもり
ではでは、この辺で。
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