呼び出されたのは、勝手しったるツナの部屋。
何故だか突然正座をさせられ、リボーンと二人真っ正面で睨めっこ。
「で、突然改まって、どうしたんだよ;;」
不審がりながらも、まぁそろそろ相手の暴挙の数々にも慣れてきたツナだ。これでも最初の頃と比べたら冷静な対応で、目の前の家庭教師を見つめる。
すると相手は相手で、普段にも増して不敵な笑みなんかをその顔に浮かべ始めて・・・・・
「なぁツナ、お前は今と違う自分になってみたいと思ったことがあるか?」
突然の呼び出しに、唐突な質問。
え?まぁ、そりゃ、生まれてこの方そんなに良いとも言えない人生を歩んできた自分だ。っていうか、面倒事ばかりに巻き込まれてきたハチャメチャな人生。実際問題、これで満足しています。なんて、いくらウソでも言えるような境遇じゃないだろう。
「そりゃあ、なれるもんなら一度くらい・・・・」
って、これは一体どういう質問だよと、リボーンに尋ね返そうとしたその時だ。
リボーンが何やらニヤリと口の端を心持ち持ち上げて、「そうだろうな。」と言ったところが見えたと思ったら、なんだかくらりと世界が歪んだ。この感じはなんだ。貧血とかいうヤツかと、そんなことを思う間もなくその場で意識を失うツナ。
次に目覚めた時、彼の世界は180°回転していた。
「ん~・・・・・あれ?オレ、一体どうして・・・?っていうか、なんか胸の下辺りが・・・」
ポフポフというかモフモフというかムニムニというか。肉まん?あんまん?ていうか、取れないんですけど、これ。
のっそり身体を起こして事実を目の当たりにした瞬間、ツナは思わず叫んでいた。
「なんか、邪魔だなっていうかこれって・・・・・・・・・・む、胸ぇーーーーっ!?;;」
え、っていうか、なんで?どうして、こんなことにっ!?;;
ひたすら慌てるツナだったが、周りの友人は皆、ツナの異変にちっとも疑問を持たなくて!?
実の母親は和やかに、「あらぁ、ツナちゃんは初めっから女の子だったじゃないv」なんて言う始末。
そんなわけで、ある日突然女の子になってしまった沢田ツナ子の受難恋愛物語!
違う自分になってしまったが、何故かドジッ子属性は健在!?今まで友人だと思っていた、あんな人やこんな人にまで言い寄られてしまって!?
「えぇ!?オレ、一体どうなるのぉーーーーっ!!??;;;」
ってな感じで。(どんな;;;)
え、これですか?もちろん、エイプリルフールのネタですよ。ネタ。
つい2日前に、霧矢さんからこのエイプリルフールというイベントがあることを思い出させてもらいました。正直、毎年この日のことを覚えていません;それでも、そういえば去年はナルトで女の子ネタやったなぁと思い出しつつ、今年は流石にいいやと思っていたのですが・・・・・。
去年の猫の日にツニャンニャンを描いて、だから今年の猫の日にはナルニャン(おまけに一護ニャン)とか描いたから、じゃあ今年のエイプリルフールはツナで女の子ネタやるかぁ。と、こんな時間になってから思い立ちました。(ただの馬鹿だな)
絵に無駄にハートが飛んでいるのは、なんとなくです。なんとなく、大量にハートが描きたくなる時ってありません?(え)そんなノリと勢いで、上のネタを描きました。(&書きました)
今のところ、女体化連載の予定はありません。(笑)個人的には、好きですけどね。
ちなみに私は、先天性ツナ子も後天性ツナ子もどちらも好きです。あ、どうでもいいですか。そうですね。
でも、上に書いたのと似たような話が今後書く予定のネタの中にあるんで、もしかしたら、似たような話が後々出てくるかもです。いや、とは言っても、まだまだ果てしなく先の話な気がしますが。
じゃあ、まぁ、エイプリルフールのお戯れはこのくらいにして。
おやすみなさい。
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