忍者ブログ

機械仕掛けのトマト

何かあったら、書いてます。いろんなことが織り混ざっているので、何でもこい!な方はどうぞ。
更新は、遅いかも。

[PR]

2025/04/21(Mon)16:20

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

最近読んだ本。

2012/09/04(Tue)23:33


こんばんは。
最近、色々と本を読み進めている彩瀬です。

さて、今回は最近読んだ本について、徒然なるままに書こうと思うのですが、まずはここ2・3週間で読み終えた本たちを挙げていくと・・・・

「河童が覗いた「仕事場」」 妹尾河童 文春文庫
「二度と戻らぬ」 森巣博 幻冬舎
「女王様と私」 歌野晶午 角川書店
「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦 角川書店
「カポネ」 佐藤賢一 角川書店
「パプリカ」 筒井康隆 中央公論社
「間宮兄弟」 江國香織 小学館

こんな感じです。
河童さんは有名な方なので、知っている方も多いかと思いますが、舞台美術家の妹尾河童さんです。
河童さんの書籍シリーズは、大学時代に勧められたこともあり、私にしては珍しく文庫本サイズのものを、ある時期に、ネットの密林さんで興味のありそうなものを一気買いしたのですが、今になって地道に消化中です。
上記の本以外にも

「河童が覗いたヨーロッパ」
「河童が覗いたインド」
「河童の手のうち幕の内」
「河童が覗いたニッポン」
「河童が語る舞台裏おもて」
「河童が覗いたトイレまんだら」
「河童のタクアンかじり歩き」

などを読破致しました。
中でも「河童が覗いたヨーロッパ」と「河童が覗いたニッポン」は、資料として持ち歩いていた時期があったため、カバーが真っ黒になっていたりします(笑)
河童さんの作品は、彼独特の天井からの部屋を覗くようにして見たような視点の精巧なスケッチやその独自の感覚で見た様々な場所のレポ集なのですが、とにかく細かい絵の数々に驚かされます。
ちなみに、一気買いしたこのシリーズも最後の一冊となっていたりします。今読んでいるのは「河童のスケッチブック」です。

森巣博・著「二度と戻らぬ」は、以前にもこの日記上で書いていたと思いますが、私が元々好きな作家である森博嗣さんと間違えて買ってきてしまった本です。
しかし、読んでみたところ、これが結構面白くてですね。
私の住んでいる地域の地名が沢山出てきて、びっくりしました。

「女王様と私」は、完全に表紙買いだったのですが、意外な内容で、これもまた先がどうなるのかと楽しみながら読み終えました。
内容を説明するのが些か難しいので、スタイリッシュな表紙と題名に惹かれた方がいらっしゃいましたら、どこかで覗いてみてください。

「夜は短し歩けよ乙女」!
これはもう、有名な作品なので知っている人の方が沢山いるんじゃないかと思いますが、この本が発売された直後に、完全に表紙買いしたい勢いだった本で、絶対にいつか読もうと思っていたものです。ですが、私は基本的に本は単行本派で、しかし、単行本は普通に購入すると値段が高い。というわけで、娯楽用の本は必ず古本屋で購入することに決めてます。だがしかーし!読みたい本に限って、なかなか古本屋には出てこないもので・・・・最近になってやっと手に入れました。
文句なく、面白かったです。
森見登美彦さんの作品は、私が毎号読んでいる文芸雑誌「yomyom」でいくつか読んでいて、結構好きな傾向だと思っていたので、今回読んだ作品もよかったことですし、また単行本一気買いを実行する時には、他の作品も購入を検討したいと思っています。

「パプリカ」は、アニメ映画にもなった作品の原作です。
私は、アニメの方は見ていないのですが、最近うちの妹がそのアニメを見たらしく、「面白かった」という感想を述べていたので、ブックオフで出会ったのも何かの縁だなと読んでみました。
医療技術が発達し、医療の一貫として人の夢を映像化し視覚的に見ることが出来たり、他人の夢の中に入ることができるようになったという世界観の中でのお話なのですが、結構内容が濃くて、これ程の内容を一体どこまでアニメの中に反映出来たのだろうかというのは気になるところです。機会があれば、私もアニメを見てみたいと思います。
そういえば、筒井さんは最近ライトノベルを書き始めたそうですね。少々気になるところですが、また、本当に気になった時に手にしようと思います。

「カポネ」は、何を隠そう有名なギャングスター「アル・カポネ」の生涯について書かれた物語。
私自身がアル・カポネについての知識に疎いので、どこまで中身を信じていいのか分かりませんが、この本を読んだところで、私の中でアル・カポネはかなり株を上げましたね。
アル・カポネ格好良い・・・・っ!!
人情に熱いというイタリア男に、日本人として強い共感を覚えました。
イタリア大好きなので、尚更、ウキウキしちゃいますね。

江國香織さんの「間宮兄弟」は、これまた映画化した作品なので、見たことがある方も多いのではないかと思いますが、こちらの作品も私は映画を見てはいません。元々、邦画よりも洋画の方が好きな傾向にあるので、邦画自体をあまり多く見ていないということも大いにあるのですが・・・・。
江國さんは前々から好きな作家さんなので、もうすでに幾つか作品は手にしていますが、今まで読んだものたちとは少し毛色の違うテイストで、江國さん作品としては新鮮でした。
まず、メインの人物が冴えない男兄弟2人ということ自体も、江國作品では珍しいなと。(殆ど女性視点の物語なので)
この作品の映画化というのも、一体どういう感じになっているのだろうかと・・・・これもまた、機会があれば見てみたいと思います。


ざっと、簡単に適当なことを呟いたところで、今回はそろそろこの辺にしておこうか・・・。
よし、また明日から新しい作品を読み進めるぞお。
PR

No.487|出来事Comment(0)Trackback

Comment

Comment Thanks★

Name

Title

Mail

URL



Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字